スポーツと睡眠時間の関係
部活や社会人クラブで本格的にスポーツをしている人なら
体のケアはしっかりと行わなければ怪我に繋がりかねないので
毎日のコンディション作りが大変です。
1日で完全回復は難しいと思いますが
少しでも疲れを回復させてまた次の日のハードなトレーニングに備えたいところです。
そこで重要なポイントとなるのが「睡眠」。
どんなアスリートでも睡眠不足の状態で
ベストパフォーマンスを出すことは不可能です。
疲労の蓄積
脳の疲れによる一瞬の判断ミス
脳機能が正常でないがゆえに0.1秒で狂ってしまう反応速度
十分な睡眠が取れないことの弊害は計りしれません。
例えば、弓道。
目指す一点へ全集中を研ぎ澄ませる弓道においては
その細かな指の感覚、意識、精神状態とハードなスポーツと同じくらいの疲労感を感じるスポーツです。
睡眠が十分に取れないことのダメージは、実践されている人ならば十分に理解できていると思います。1mm単位で変わるので、出来るならばしっかりと睡眠は確保するべきです。
理想は7時間。入浴ケアを行った後、ゆったりとした時間を設けて睡眠へ向けての準備をすることで、精神的にもリラックスして入眠することができます。
これが睡眠の質を上げる第一歩です。
起床時間から逆算して、入浴から入眠への準備時間も考慮して一日のサイクルを考えていきましょう。
遅くまで練習をしている学生さんもこの睡眠時間をないがしろにするのは危険です。今の内から、リズムを整えたコンディション作りを心がけてください。